Alexia SchuによるPixabayからの画像
はじめに・・・
ダウン症の子を持つ家の一例、としてお読み頂けると幸いです。
今でもいろいろ悩みはありますが、
1歳を過ぎた今では『ダウン症だから』で悩んではいません。
どうサポートしたら、本人が困らず生きて行けるかを考えています。
同じように悩んでいる方がいたら、少しでもお役に立てればと思います。
今回は、ダウン症姫の全く離乳食が進まないお話です。
全然進まない離乳食
我が家の姫は、
- ダウン症
- 小さく産まれてきた
- なかなか体重が増えない
ので、離乳食開始が10ヶ月を過ぎた頃から始まりました。
首が座ったのが、10ヶ月だったからです。
初めに食べないのは仕方がないですが、
1ヶ月過ぎても2ヶ月過ぎても受け付けてくれませんでした。
- 目の前で、親が食べる
- 離乳食を食べている子供の動画を流す
など行なってみましたが、変化なし。
口に入れて出す、のではなくそもそも口を開けませんでした。
全く食に興味がないような印象があります。
しつこく口に運んでいると、に微かに口を開けるようになりました。
アレルギーチェックをする為に、
ちょっと食べてもらうという感じでした。
りんご(すりおろし、更に果汁を絞る)、
ゆで卵の黄身・白身魚・豆腐の裏ごしは、
クリアしました。
小さいツブツブが口に入ると、
舌の上にいつまでも残っています。
そんな状態でも、リンゴは好きなようです。
しかし、リンゴのすりおろしの果肉が口に入り、
うっかり飲み込んでしまうと、その次からは
じっとスプーン上をチェックしてツブツブを
発見すると口を開きません。
面白いですが、困ってしまいました。
児童発達支援に相談すると、
「スプーンに慣れてないからかも。
おもちゃとして遊んでみるといいですよ」
とアドバイスをもらいました。
早速試しましたが、
そもそもおもちゃで遊ばないので、反応なし。
そうこうしていると、検査の為に入院の日がやってきました。
栄養士さんに相談すると、
やはりスプーンに慣れてないからと言われました。
他に
- おもちゃを口に入れる事もない
- 指しゃぶりも少ない
ことから、口周辺が刺激に弱いのかもしれないとのこと。
刺激に慣れるために、口周りや口の中のマッサージを
教えてもらいました。
- 口の周りをトントンと指先で軽く触る
- 口の中に指を入れて、指先で口の周りを内側からトントンする
(口に指を入れる前に手を洗います)
入院中、姫の具合が悪くなり絶食期間がありました。
いろいろリセットされたかと思いましたが、離乳食は進みません。
ダウン症は、
- 離乳食初期の形状を2年くらい続けることになる
- 味覚は、年相応に進む
- 離乳食完了は、6歳頃
だそうです。
なので、姫は1歳なので
『1歳の子が食べる食事を、ペーストにするのもいいですよ』
と教えてもらいました。
姫としては
『こんな素材の味ばっかり、美味しくない』
と言っていたのかもしれません。
退院後は、いろんな離乳食をペースト状にして、
食べさせたいと思います。
栄養士さんからは、イワタニのミルサーを勧められました。
他のブレンダーでは残ってしまう粒が、
しっかりなくなるそうです。